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水晶音さ形振動ジャイロスコープ・角速度センサの研究

研究課題

研究課題/領域番号 06750477
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 計測・制御工学
研究機関石巻専修大学

研究代表者

工藤 すばる  石巻専修大学, 理工学部, 助手 (20214968)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード水晶音さ振動子 / 振動ジャイロスコープ / 角速度センサ / 感度 / 等価回路 / 有限要素法 / 車両ナビゲーション / 圧電形
研究概要

本研究の目的は,水晶音さ形双共振子を用いた振動ジャイロスコープ・角速度センサの実用化の可能性を検討することであり,本年度は特に水晶音さ形振動ジャイロスコープを試作し,その特性の評価を行うことに重点をおいて研究を行った。以下に本年度の研究実績を示す。
1.有限要素法による水晶音さ形振動ジャイロスコープの設計
水晶音さ形双共振子の駆動側および検出側の両共振周波数を近づけ,さらに支持の影響が少なくなる寸法・形状を有限要素法を用いて算出し,振動ジャイロスコープの試作を行った。
2.試作水晶音さ形振動ジャイロスコープの特性の評価
有限要素法を用いて試作した水晶音さ形振動ジャイロスコープの特性,特に角速度センサとしての感度と応答特性について測定を行い,恒弾性金属に圧電磁気を接着した構成や圧電磁気単体で構成された従来の振動ジャイロスコープの特性との比較・検討を行った。
3.等価回路考察による実用化のための問題点の検討
水晶音さ形振動ジャイロスコープを電気・機械振動系として取り扱い,その等価回路を用いて実用化のための問題点とその対策案について考察を行った。
今後,今年度の研究で得られた成果をもとに,振動ジャイロスコープの温度安定度や耐振特性などについても検討を加え実用化の可能性を明らかにする予定である。また,三脚音さ双共振子を用いた新しい構造の振動ジャイロスコープについても考察・検討を行う予定である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 工藤すばる: "振動姿態の異なる双共振子ジャイロスコープの等価回路" 日本音響学会誌. (印刷中). (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 工藤すばる: "振動ジャイロスコープの等価機械回路" 東北大学電気通信研究所音響工学研究会資料. (No.272-5). 1-13 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 工藤すばる: "振動ジャイロスコープの漏れ出力とその低減化" 日本音響学会講演論文集II(平成7年3月). 919-920 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 工藤すばる: "水晶音さ形振動ジャイロスコープの研究" 日本音響学会講演論文集II(平成7年3月). 921-922 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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