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熱負荷予測手法の開発と省エネルギー空調運転制御方法の提案

研究課題

研究課題/領域番号 06750624
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 建築環境・設備
研究機関九州大学

研究代表者

赤司 泰義  九州大学, 工学部, 助手 (60243896)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード実測データ / シミュレーション / 省エネルギー / 電力負荷平準化 / 空調システムのモデル化 / 最適制御方法
研究概要

本研究は,建物竣工後における省エネルギー的な空調運転を目指した熱負荷予測手法の開発と空調システムにおける運転制御方法の提案を行うもので,本年度の研究実績として以下の内容が挙げられる。
1.事務所建築で空調に関連する諸データの詳細な実測を行い,熱負荷,空調用消費電力量,室内環境,外界気象などの経時的な変化を定量的に把握した。
2.空調システムモデルと実測データに対する現代制御理論を建築空調分野に応用して,その最適制御方法の提案を行った。
3.空調システムを構成する各機器について,その運転効率や機器性能に着目したモデル化を行った。
4.空調システムモデルと実測データへの最適制御方法の適用を行った。
5.省エネルギー性やランニングコストの低減に関して,空調運転制御の最適化における実効性をシミュレーションにより定量的に確認した。
本研究は建物の熱負荷予測手法と空調システムの運転制御方法に関して大きく分別することができるが,当該年度は空調システムの運転制御方法について重点的に研究を進めた。運転制御には熱負荷の予測と密接に関わる部分もあるが,その点に関しては予測値を実測値に置き換えて検討を行った。近年の建築における省エネルギーや電力負荷平準化に対して,複合熱源空調システムや蓄熱槽が盛んに建物に導入されているが,本研究の手法および解析結果はそれらの状況に十分対応し得るもので,今後,最終的な運転制御指針を提示する際には,その基礎資料として活用できるものである。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 赤司泰義: "複合熱源システムの空調負荷予測効果について" 空気調和・衛生工学会学術講演会講演論文集. 781-784 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Akashi: "BUILDING THERMAL HEAT LOAD AND OPTIMAL CONTRL OF HYBRID ENERGY SOURCE SYSTEM" Proceeding of Indoor Air Quality,Ventilation and Energy Conservation in Buildings. (発表予定).

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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