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鉄道網における旅客流動からみた首都圏の空間構造に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 06750650
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関慶応義塾大学

研究代表者

新海 俊一  慶應義塾大学, 環境情報学部, 助手 (70255602)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード都市交通 / 鉄道 / 人流 / OD / 都市解析 / 空間構造
研究概要

本研究の目的は、首都圏全域における鉄道旅客の通勤・通学に代表される日常的な移動状況を、分析することによって、鉄道利用の面から見た首都圏の空間分布特性を記述するための方法論を開発することにある。
本申請期間中に遂行された研究の成果は以下の通りである。
1.データファイルの再構築:本申請以前に作成したマスターデータファイルから旅客流動の時系列分析に必要なデータを抽出して磁気ファイル化を行なった。
2.プログラムの検索機能の拡張:前項のデータ処理によって作成した時系列分析用のデータファイルを用い、今年度の補助金で導入した高速なパーソナルコンピュータ上で、既に構築していたデータベースプログラムを、時間帯を指定して検索することができるように拡張した。
3.検索結果の出力水準の向上:今年度の補助金で導入した画像処理用のパーソナルコンピュータを用いて、前項で作成したデータベースプログラムが画面出力する際の背景となる地図画像データを作成し、一般の人々が旅客流動状況の検索を行なった場合にも路線名や駅名を容易に判別できるようデータベースプログラムを画面内の指定領域拡大に対応させた。
4.都市内人流の定量的分析:鉄道ネットワークのグラフ理論を用いたモデル化に基づく定量的な分析については本申請期間内に十分な成果をあげることができなかったが、一部の路線内に駅を起終点とする旅客流動の時間帯による変化を表現する数学モデルの構築には成功しており、今後更に多くの路線でケーススタディを行なうことによって汎用性のあるモデルに近付けていくことができるものと期待している。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 新海俊一他: "都市の空間構造に関する研究(2)" 日本建築学会 学術講演梗概集. F. 471-472 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 新海俊一他: "街区集合から見た都市空間の分析 その3" 日本建築学会 学術講演梗概集. F. 511-512 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 新海俊一他: "都市交通ターミナルに関する研究" 日本建築学会 学術講演梗概集. F. 565-566 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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