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都市計画的要素がヒートアイランド現象に与える効果に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 06750653
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関多摩大学

研究代表者

出原 至道  多摩大学, 経営情報学部, 助手 (40257275)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1994年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード都市気象 / 緑地計画
研究概要

1.自動記録式温度計による移動測定
自動記録式温度計による冬季早朝の移動測定の結果、現在までに次の知見を得た。
・樹木のある住宅地付近は周辺気温に対して約1℃高温である。
・道路上は低温になる場合と高温になる場合がある。
・芝生に面した住宅地付近は比較的低温である。
・灌木による生け垣は、周辺気温に対してほとんど効果が無い。
・低層住宅に囲まれた中庭では温度上昇は見られない。
・中層住宅に囲まれた中庭では約0.8℃の温度上昇が見られる。
・高い建物の立つ地域に比べ、開けた地域ではでは約0.3℃の温度低下がある。
・歩行者用街路では端のほうが中央に比べて高温である。
現段階では、各現象が、どの程度緑地,天空率などの要素に影響されているか判定できない。今後、さらに測定の精度を上げるとともに、定点観測による気温・湿度変動の測定により、要素毎の影響について推定していく。
2.ランドサットのリモートセンシングデータによる地表面分類
緑地の分布をリモートセンシングデータによって調査する手法について研究を行った。最尤法、比分類法、およびバックプロパゲーションモデルを用いたニューラルネットワークによる分類手法を調査した。
今後、それぞれの手法に基づいて分類を行ない、比較していく。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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