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シバヤギを実験モデルとした泌乳性無発情成立機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 06760239
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 応用動物科学
研究機関筑波大学

研究代表者

石川 尚人  筑波大学, 農林学系, 助手 (20202963)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1994年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード分娩後 / 多ニューロン発射活動 / シバヤギ
研究概要

本研究では、乳仔による吸乳刺激がGnRH分泌に与える影響を解析することを目的として、長期間の連続測定が可能である視床下部基底部の多ニューロン発射活動を分娩後のシバヤギにおいてモニターし、吸乳刺激により同神経の活動が抑制されるかどうかを明らかにしようとした。シバヤギを分娩予定日1カ月まえから、8L:16Dの短日条件下で飼育し、分娩後1週に脳定位装置を用いて、頭蓋骨上部を切除し、生体内電極(6チャンネル)の視床下部基底部への留置手術を行った。手術が成功し、術後の経過が良好であった5頭の多ニューロン発射活動について、各個体の6チャンネル全てについてモニターしたが、多ニューロン発射活動が明瞭に記録できたのは、1個体の1チャンネルのみであった。この個体では、多ニューロン発射活動の個々のvolleyの振幅が小さく、また、基底値の変動が大きかったため、volleyの検出が難しかった。このことから、他の個体において多ニューロン発射活動が明瞭に記録できなかった原因として、分娩後のシバヤギにおいてはvolleyの振幅が通常の性周期の場合よりもかなり低いことが考えられた。今後、volley検出精度の向上や分娩前のチャンネル記録能力の検索が必要であると考え、現在検討中である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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