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着床モデルによる哺乳動物胚の発育と細胞分化の解明

研究課題

研究課題/領域番号 06760251
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 基礎獣医学・基礎畜産学
研究機関北海道大学

研究代表者

菱沼 貢  北海道大学, 獣医学部, 助手 (30183578)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード胚 / 着床 / 体外培養 / マウス
研究概要

細胞数が減少した胚の着床時期における発育と形態を調べる目的で、マウス桑実胚を切断2分離し、in vitroの着床モデルにおける観察を行った。2分離胚は、BMOC-3で36時間培養後に、eu-blastocyst(eu-blast),pseudo-blastocyst(pseudo-blast),trophectodermal vesicle(TV)およびnon-integrated form(NIF)に分類し、さらに形態別にCMRL-1066で培養を行った。2分離胚をプラスチック上および単層を形成した子宮内膜上皮細胞上で72時間培養した結果、eu-blastとpseudo-blastでは、付着率およびout growth率は、切断していない対照胚との間に差は認められなかった。しかし、TVとNIFでは、out growth率が対照胚に比べて有意に低下した(P<0.05)。2分離胚をI型コラーゲン・ゲル上で培養した結果、eu-blastでは、培養36時間後における原始内胚葉形成率は対照胚との間に差は認められなかったが、72時間後における卵円筒(ステージ8)の形成率は有意に低下した(P<0.05)。pseudo-blastでは、原始内胚葉および卵円筒形成率は対照胚よりも有意に低下した(P<0.05)。TVとNIFでは、out growth率が低く、原始内胚葉と卵円筒の形成はみられなかった。細胞質突起による栄養芽細胞のコラーゲン・ゲル内への侵入は、胚の発育ステージに関わらず、またTVやNIFでも観察された。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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