研究課題/領域番号 |
06760299
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用分子細胞生物学
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研究機関 | 福井県立大学 |
研究代表者 |
岩崎 行玄 福井県立大学, 生物資源学部, 講師 (20193732)
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研究期間 (年度) |
1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | Gタンパク質 / シグナル情報伝達 / cDNAクローニング |
研究概要 |
1.3量体G蛋白質のβサブユニットは、そのポリペプチド内に、Trp-Aspを含む40アミノ酸残基(WD-40 Repeat)の繰り返し構造を7回有することが知られている。このWD-40 Repeatの7回繰り返し構造を有するcDNA(RWD)をイネcDNAライブラリーより単離し、その塩基配列を決定した。今回単離した産物は、ホモロジー検索より、RACK(Receptor for activated C-kinase)グループに属することが示唆された。3量体G蛋白質βサブユニットのcDNAは単離できなかったが、Kinaseに関連する産物が得られたことは、高等植物の情報伝達系を解析する上で興味深い。 2.イネG-タンパク質複合体のαサブユニットに対するcDNA(RGA1)を単離し、塩基配列を決定した。このcDNAは380アミノ酸残基からなる Open reading frame を有し、基質であるGTPの結合部位のアミノ酸配列は、高等植物のみならず高等動物も含めて高度に保存されていた。一方、レセプターと相互作用すると想定されているC末端領域は、アラビドプシスαサブユニット(GPA1)およびトマトαサブユニット(TGA1)とも異なっており、高等植物間においても相違が見られた。RGA1に対するmRNAは、根、黄色葉、緑葉に少量、蓄積しており、恒常的に発現している分子種に1つと考えられた。
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