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日常の身体運動量および環境温度の体温調節機能に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 06770048
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
研究機関横浜国立大学

研究代表者

田中 英登  横浜国立大学, 教育学部, 助教授 (60163557)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード運動習慣 / ラット / 体温
研究概要

日常の身体活動水準の安静時体温水準および体温調節能力に及ぼす影響を明らかにするために、 雄ラットを用いて調べた。6週齢のラットから飼育し始め、2週間後4時間毎に直腸温を測定した。その後、自発回転ケージグループ(n=8)と非自発回転ケージグループ(N=6)に分け、8週間飼育した。8週間後、再度直腸温を4週間毎に測定した。さらに、それぞれのラットに暑熱暴露4時間(25℃-35℃)および寒冷暴露4時間(25℃-5℃)時の直腸温変動を記録した。結果(1)飼育分類8週間後、安静時直腸温の水準は日常の活動量の多いラットほど日中・夜間とも高い値を示し、日中の最低値と夜間の最高値との差は活動量の多いラットほど小さいという結果が得られた。(2)暑熱暴露時の直腸温変動は活動量の少ないラットは徐徐に高くなったが、多いラットはむしろ暴露直前の値よりも0.3C低い値を維持した。一方、寒冷暴露時では暑熱暴露とは反対に活動量の少ないラットは低下し、多いラットは高い値を維持した。以上の結果は、(1)日常の運動習慣は安静時の体温水準に影響を及ぼす。(2)温度ストレスに対する体温維持能力は日常の運動によって高まることが示唆された。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2025-11-17  

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