研究課題
奨励研究(A)
1.ラットに脳波・呼吸曲線記録用電極および脳室内カニューレの植え込み手術を行い、一定の回復期間をおいて、自由行動下記録を行った。ウアバインの脳室内連続投与により睡眠時無呼吸が用量依存的に増加した。2.現在、内因性ウアバインを増加させる刺激となる高張食塩水を脳室内に持続的に注入し、睡眠時無呼吸の出現回数と脳波の特徴について観察している。抗ウアバイン抗体を脳室内に前投与した場合およびウアバインの部分的拮抗薬であるカンレノン酸を同時投与した場合においても同様の検討を行う予定である。