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ABO式血液型遺伝子の組織特異的スプライシングの解明

研究課題

研究課題/領域番号 06770315
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 法医学
研究機関富山医科薬科大学

研究代表者

小湊 慶彦  富山医科薬科大学, 医学部, 講師 (30205512)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
研究概要

ABO式血液型遺伝子の解析をおこなった、ワシントン大学Biomembrane研究所の山本文一郎博士から供与されたABO式血液型遺伝子の上流域の入ったプラスミドHG-1から様々な長さの上流域を切り出し、それらをルシフェラーゼ遺伝子の前に挿入し、レポータープラスミドの作製をした。使用したベクターはピッカジーン、ベーシックベクターである。次に血液型抗原が発現している細胞株MKN45にレポータープラスミドをエレクトロポレーション法を用いて遺伝子導入した。同時にRas sarcoma virusのプロモータを上流域に挿入したガラクトシダーゼ遺伝子の入ったプラスミドも導入した。3日間培養後、細胞融解液を加え、細胞抽出液を得た。次にルシフェラーゼアッセイ用基質を加え、発光量を測定した。またガラクトシダーゼの活性を測定した。この値は遺伝子導入効率となり、ルシフェラーゼの発光量/ガラクトシダーゼ活性の比を計算した。この値により上流域のプロモーター活性が推定され、ABO式血液型遺伝子の転写制御に関与する領域を同定した。β1,4-Galactosyltransferaseのプロモーターと同様に普遍的因子であるSplが結合する翻訳開始点の上流152塩基が重要であることが示された。そこにはその塩基配列から6個所のSpl結合部位が推定される。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Yshihiko Kminato,et al.: "Monocyte Expression of the Human Prointerleukin 1βGene (ILlB)Is Dependent on Promoter Sequences Which Bind the Hematopoietic Transcription Factor Spi-1/PU.1" MOLECULAR AND CELLULAR BIOLOGY. 15. 58-68 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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