• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

間質性肺炎と合併肺癌の遺伝子変化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06770434
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 呼吸器内科学
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

玉利 真由美  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (00217184)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード間質性肺炎 / 肺癌 / 遺伝子異常
研究概要

今年度、当院内科第二講座に入院されたIIP患者のうち、肺癌合併症例が約2例経験されたが、いずれも手術適応がなく、TBLB時にも微少な組織片のみしか採取できず、病理に提出するため、それらのDNAを提出することはできかった。しかし、コントロールとするため、患者本人の承諾のもと、2例の原発性肺癌の手術組織において腫瘍部分、及び周囲の非腫瘍部分を採取し、組織を液体窒素中にて粉砕し、フェノール、クロロホルム法を用いてDNAの抽出を行った。これらについては、制限酵素のEcoRIでdigestionを行い、0.8%のアガロースゲルにて電気泳動後、ナイロンメンブレンにtransferを行った。これらのメンブレンは、将来的にAP-PCRにて得られたフラグメントの解析に(ヘテロ接合性の消失やDNAの増幅の有無など。)使用していく予定である。PCRのプライマーは今回6種類作製し、それらを用いて、肺癌症例にて、正常組織と癌組織でAP-PCRをおこなった。しかしバンドはかなり多く認められ、とくに両者で有意な差を認めたバンドは指摘できず、特定のバンドのクローニングは行わなかった。今後、プライマーの検討、およびPCRの条件の検討が必要であると思われた。また今回得られた正常肺組織を用いて、mRNAの抽出を行い、それらを用いてcDNAlibraryを作製した。このlibraryは、AP-PCRにて得られたフラグメントでスクリーニングを行い、遺伝子のクローニングに使用していく予定である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi