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一側大脳皮質障害後の大脳皮質脊髄路の可塑性

研究課題

研究課題/領域番号 06770553
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

小野 恭一  滋賀医科大学, 医学部, 助手 (70252385)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1994年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード錐体路 / 可塑性 / 大脳障害 / 側枝 / 非交叉性 / 軸索
研究概要

新生仔ラットの一側大脳皮質に障害を与え、順行性horseradish peroxidase(HRP)法を用いて錐体路の組織学的変化を検討した。新生仔ラットの一側大脳皮質に障害を与えると新たな非交叉性錐体路が形成される。この形成機序に関しては、新生児期に過剰に存在していた神経回路が淘汰されることなく、そのまま利用される形で形成されると考えられていた。新生仔ラット一側大脳皮質障害後、1週間の時点でHRPを非障害側に注入し、順行性に錐体路を染め出した。この結果、錐体交叉性錐体路の軸索に側枝形成が観察された。また、わずかではあるが、錐体交叉途上で方向転換している軸索も観察された。一側大脳障害後に形成される非交叉性錐体路は、健側大脳皮質からの軸索が、錐体交叉部で側枝を形成して、また一部は錐体交叉途上で方向転換させて形成されることが明らかになった。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 小野恭一 他: "周産期脳障害と可塑性" 周産期医学. 24. 1478-1491 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 小野恭一 他: "新生仔ラット一側大脳障害後の新たな非交叉性大脳皮質脊髄路の形成機序" 脳と発達. 16. 3-9 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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