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乳房外Paget病由来ヌードマウス可植株(EMP-K1)の増殖機構

研究課題

研究課題/領域番号 06770656
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 皮膚科学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

西 正行  鹿児島大学, 医学部, 助手 (40244230)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード乳房外Paget病 / エストロゲン / EGF
研究概要

以前、樹立したヒト乳房外Paget病由来ヌードマウス可植株EMP-K1は、アンドロゲンとエストロゲンの両方のレセプターを有し、かつ、アンドロゲンとエストロゲンのそれぞれの刺激で有意な増大傾向を示し、特にエストロゲンによる刺激では、その傾向が強かった。
そこで、今回は、このEMP-K1をcell line化し、ホルモン刺激に対して何らかの成長因子が、分泌されているか否かを検討することを目的とした。
MEM、RPMI1640を用いて、cell line化を試みたが、うまくいかなかったのでEMP-K1の初代培養細胞を用いて、検討した。
初代培養細胞は、大型の上皮細胞で胞巣を形成し、また、一部管腔様構造を構築していた。
この細胞の培地として、MEMを用いた群、10^<-6>M17β^-エストラジオール(E_2)入りMEMを用いた群に分け、それぞれの群について、その上清にEGFの分泌があるか否かをELISA法を用いて検討した。結果はどちらの群も培養上清のEGFは0.05ng/ml以下で測定感度以下であった。
以上より、EMP-K1はEGFを分泌していないことがわかった。現在TGF-αについても検討中である。今後は、見出された成長因子を投与し、ホルモン投与時と同様の効果が得られるかを検討し、さらに、その成長因子に対するる抗体を投与することで、EMP-K1の増殖が抑制されるか否かを検討する予定である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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