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白血病細胞上表面坑原Mac-1を介する凝固開始機構の検討

研究課題

研究課題/領域番号 06770843
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 血液内科学
研究機関金沢大学

研究代表者

斉藤 正典  金沢大学, 医学部・附属病院・第三内科, 助手 (30251945)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードDIC / Tissue factor / factor VIIa / Mac-1
研究概要

1.目的
白血病は高率に播種性血管内凝固(DIC)を合併し、その凝固活性開始機序として組織因子(TF)/活性化凝固第VII因子(FVIIa)の関与が重要とされているが、その他の凝固開始機序として、白血球表面坑原であるMac-1(CD11)による凝固第X因子の活性化の関与も指摘されている。今回、まず、TF/FVIIaのDIC発病における役割を検討する目的で、基礎疾患として白血病を含むDIC例において、血中のTF坑原量、FVIIa値、そしてTF/FVIIaの阻止物質であるtissue factor-pathway inhibitor(TFPI)坑原量を測定した。
2.対象
対象はDIC27例で、その基礎疾患の内訳は急性前骨髄球性白血病2例、急性骨髄性白血病6例、慢性骨髄性白血病急性転化3例、非ホジキンリンパ腫2例、固形癌7例、敗血症4例、劇症肝炎1例、アナフイラキシ-ショック1例、膵炎1例である。なお、健常人20例をコントロールとして用いた。
3.結果
DIC例でのTF値は330.9±103.7pg/mlでコントロールの96.5±19.3pg/mlに比較して推計学的に有意に高値を示した(p=0.0001)。一方、FVIIa値はDIC例では47.3±30.0mU/ml、コントロールで47.4±18.5mU/mlと両群に有意な差を認めなかった。TFPI坑原量はDIC例で186.2±89.9ng/ml、コントロールで110.1±21.1ng/mlとDIC例で有意に高値を示した。(p=0.001)。
4.考案
今回の検討では血中TF坑原量はDIC例で高値を示したが、FVIIa値がDIC例で正常値を示したことについてはFVIIの活性化がDICで生じていない、TF/FVIIaの生成が局所で起こっているためFCIIa血中への流出が少ない、またFVIIaがTFPIにより即座に阻害されるなどの可能性が考えられた。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 斉藤正典 他: "白血球とDICの発現および凝固線溶の活性化" :現代医療. 26. 3679-3686 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2025-11-17  

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