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ヒト骨髄間質細胞の造血幹細胞分化、増殖統御機構

研究課題

研究課題/領域番号 06770856
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 血液内科学
研究機関東京医科大学

研究代表者

矢口 誠  東京医科大学, 医学部, 助手 (50246310)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード造血微小環境 / 再生不良性貧血 / 骨髄異形成症候群 / MDS92 / 骨髄間質細胞
研究概要

【目的】ヒト造血幹細胞は,造血微小環境の統御をうけ,成熟血球となることが知られている。本研究では,血液疾患患者の骨髄より骨髄間質細胞を得,骨髄異形成症候群患者の末梢血より樹立されたMDS92細胞株分化に及ぼす影響を検討した。
【方法】再生不良性貧血・骨髄異形成症候群骨髄由来間質細胞に,骨髄異形成症候群細胞株MDS92を共培養し,MDS92の分化抗原であるCD33,CD11b,CD14,CD15,HLA-DR,FAS抗原の発現を検討した。
【結果】共培養後のMDS92表面抗原をFlow Cytometryにて検討した結果,液体培養のみの対照に比較して再生不良性貧血(8例)及び骨髄異形成症候群(RA 8例,RAEB 1例,RAEB-T 2例)由来骨髄間質細胞との共培養では,CD33,CD15の発現減弱が認められた。また,再生不良性貧血ではCD14の発現増強,骨髄異形成症候群ではCD14およびHLA-DRの発現増強が認められた。
【考察】再生不良性貧血及び骨髄異形成症候群骨髄間質細胞によりMDS92の分化,増殖に差を認めた。今後,造血幹細胞を用い検討を行う予定である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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