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RT-PCR法を用いたERmRNA検出法と乳癌患者への応用

研究課題

研究課題/領域番号 06770925
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 外科学一般
研究機関慶応義塾大学

研究代表者

竹島 薫  慶応義塾大学, 医学部, 助手 (50236460)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードRT-PCR / ERmRNA / 乳癌患者
研究概要

研究実績は以下のごとくである。ER陽性ヒト乳癌細胞株MCF-7及びマウス大腸癌細胞株COLON-26に対し本法を施行し、2%Agarose gel電気泳動にてPCR産物を確認した。その結果MCF-7のみにBandを認め、この産物を制限酵素Pvu IIで消化しERmRNA由来であることを確認した。次にER陰性ヒト乳癌細胞株BT-20,MDA-MB-231,453およびSK-BR-3に対し本法を施行した。その結果BT-20,MDA-MB-231,SK-BR-3にBandを認め、MDA-MB-453には認めなかった。またNormal Controlとして健常成人男性4名、女性4名の計8名の末梢血に本法を施行しERmRNAの存在を検討したところ全8検体でBandを認めた。この結果から末梢血中有核細胞はERmRNAを発現していると考えられた。以上の結果からER陰性ヒト乳癌細胞株においてもERmRNAの発現が認められるが正常末梢血中有核細胞にもその発現を認めると考えられ、本法による骨髄あるいは末梢血中乳癌細胞の検出は不可能と考えられた。尚、現在同様な方法論にてCytokeratin19mRNAに対する検討を行っている。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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