• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

プロスタグランディンI_2誘導体のマウス大腸癌における肝転移抑制に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06770958
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 消化器外科学
研究機関金沢大学

研究代表者

西村 元一  金沢大学, 医学部・附属病院, 助手 (90208215)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードプロスタグランディンI_2 / 肝転移モデル / Beraprost sodium
研究概要

プロスタグランディンI_2の抗血小板作用による転移抑制作用を検討する目的でマウス大腸癌脾注入モデルを用いて検討した結果、
1、マウス大腸癌細胞であるcolon26細胞10^4個/0.1mlを脾臓内注入し肝転移モデルを作製したところ、その生存期間は、ほぼ3週間と安定していた。
2、Colon26細胞の血行性肝転移モデルにおけるBeraprost sodiumの転移抑制効果をみたところ、0.01mg/kg、0.1mg/kg7日間連続投与群では、生理的食塩水投与群の対照群と投与後7日間における肝表面の転移個数にはほとんど差は認められなかったが、1.0mg/kgの投与群では対照群と比較してやや転移個数が少ない傾向を認めた。また1.0mg/kgの投与群では生存期間の延長を認めた。
3、投与群と対照群で各種増殖期細胞抗体、増殖因子抗体などを用いて免疫染色を行い検討を行ったが明確な差は認められなかった。
以上よりプロスタグランディンI_2誘導体であるBeraprost sodiumは転移抑制効果を有する可能性が示唆された。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi