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胆道化学発がんとDNA修復

研究課題

研究課題/領域番号 06770974
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 消化器外科学
研究機関佐賀医科大学

研究代表者

伊山 明宏  佐賀医科大学, 医学部, 助手 (40232623)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードDNA修復 / O^6-メチルグアニン-DNA(MGMT)メチルトランスフェラーゼ
研究概要

アルキル化剤によって生じるDNA損傷を特異的に修復し、遺伝情報の維持や発がんの抑制に重要な役割を果たしている酵素であるO^6-メチルグアニン-DNAメチルトランスフェラーゼ(MGMT)に着目しその発現と胆道化学発がんとの関係について研究を進めた。
平成6年度はmRNAレベル、タンパク質レベルでのMGMTの発現を in situ において解析できる系の確立を目指して基礎研究を行なった。
1.申請者がクローニングに成功し、塩基配列を決定した家兎MGMTcDNAをもとにして、ヒト、マウス、ラット、ハムスターにも使用できる in situ ハイブリダイゼーション用のプローブを設計した。オリゴヌクレオチドプローブをジゴキシゲニンでラベルしmRNAの検出を行なった。検出感度をさらに上げ、安定したものとするため、種特異的なさらに長いオリゴヌクレオチドプローブあるいはRNAプローブによる検出も考えている。
2.タンパク質レベルでの発現を解析するために作成した抗ヒトMGMT抗体を用い0.05^〜0.1ngのMGMT proteinをウエスタンブロットにて検出できる系を確立した。免疫染色の感度(特異度)を上げる条件設定が難しく、検討中である。
3.様々な病態におけるMGMT発現レベルを検討するために臨床検体(手術標本)を集積している。また将来、遺伝子レベルでの異常も解析できるようにゲノムDNAの調整もあわせ行なっている。
平成7年度はこれらの検体を用いたMGMTの発現を検討、解析することに主眼をおいている。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Akihiro Iyama: "A unique structural teature of rabbit DNA repair methyltransteras as revealed by cDNA cloning" Carcinogenesis. 15. 627-633 (1944)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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