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心筋細胞内カルシウム動態からみた心筋保護法の特殊性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06771053
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 胸部外科学
研究機関関西医科大学

研究代表者

加戸 靖  関西医科大学, 医学部, 助手 (00224486)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード未熟心筋 / 心筋保護 / カルシウム動態 / fura-2
研究概要

今回われわれは生後7日以内の新生兎43尾犠牲死させ未熟心筋のカルシウム動態観察を施行した。しかし新生兎心筋は極めて小さいが為、Krebs-Henseleite Bicarbonate BufferによるLangendorff潅流が施行しえたものは18尾であり、また多少心毒性のあるfura-2負荷に耐え得たものは12尾であった。当初の予定の15分間虚血を施行した8尾では、再潅流後心泊動が得られず、現在虚血時間を10分に短縮した実験群でcontrolの心機能回復のdataを集計中である。現時点で得られている3尾のdataは次の通りである。再潅流時のintracellular calcium transients(%control)38%,66%,57%,Diastoric intracellular calcium F340/F380 ratio 0.87,1.42,1.13。LVDP(%control)45%,57%,38%,LVEDP 28mmHg,21mmHg,29mmHg。まだcontrolのdataが十分に取れておらず(最低7尾は必要と考えている)現在追加実験中である。極小心筋であるため思いのほかに実験が進んでいないのが実情であるが、虚血時間を10分とした後はdataが得られはじめてはいる。心筋保護群ではcontrol群よりは実験は容易と考えられるが、現時点ではまだ評価できる段階には至っておらず現在追加実験中である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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