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潅流システムによる血小板由来生理活性物質の薬理作用の検討

研究課題

研究課題/領域番号 06771109
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 脳神経外科学
研究機関大阪医科大学

研究代表者

小川 竜介  大阪医科大学, 医学部, 助手 (30224124)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードcerebral vasospasm / PAF1 / PDGF
研究概要

家兎脳底動脈を円筒状標本(長さ10mm)として摘出し,潅流システムに装着した.血管内腔側と外腔側を分離した状態で内腔側を定流量(4ml/min)の栄養液で潅流し,内腔側または外腔側に投与した薬剤による潅流圧の変化を標本の収縮・弛緩反応として観察した.
正常標本に血小板由来活性化因子(PAF),血小板由来成長因子(PDGF)を投与しても潅流圧に著名な変化は認められなかった.
そこで,脳血管攣縮への関与が想定されてoxyhemoglobin(oxyHb),endothelin1(ET),protein kinase C(PKC)を介する収縮反応にPAF,PDGFが及ぼす影響について検討することにした.OxyHb,ET,PKCを活性化するdiacylglycerol(DAG)は持続性の収縮を惹起した.これらの相互作用について検討すると,OxyHb,ET,DAGは,それ自身が収縮を惹起しない低濃度であっても相乗的に作用する可能性が示唆された.これらの収縮反応PAF,PDGFが与える影響について現在検討中である.
正常標本での相互作用を検討後,家兎くも膜下出血モデルを用いた出血後の血管反応性の検討も行いたい.

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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