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胸郭出口症候群の自律神経機能の定量化の研究

研究課題

研究課題/領域番号 06771162
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 整形外科学
研究機関帝京大学

研究代表者

鳥浜 喜仁  帝京大学, 医学部, 助手 (70260932)

研究分担者 三上 廣人  帝京大学, 医学部, 助手 (10246051)
出沢 明  帝京大学, 医学部, 講師 (90237024)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード胸郭出口症候群 / 自律神経機能障害 / SSR / R-R interval / 自律神経過反射
研究概要

本研究の目的は頚部交感神経と副交感神経に的をしぼって、胸部出口症候群の自律神経機能の傷害を客観的に定量化し研究することを目的とした。頚部交感神経機能はSympathetic Skin Responce(SSR)で副交感神経機能はR-R intervalを測定した。その測定により定量化はSSRは潜時より振幅が、R-R intervalはcoefficient of variation(CV)を指標となった。特に頭痛、不眠、めまい、嘔気、食欲不振倦怠感などの自律神経障害を疑せる不定愁訴群に多くSSRは患側に振幅の増大を示す交感神経過緊張が、R-R intervalはCVが低下する傾向にあり、ある程度機能評価のパラメータとなりえた。そしてWright肢位で増強され交感神経過緊張の際は、レーザードップラー血流計とThermographyで確認された。そこで成猫4匹を用いて前腕の尺骨神経をデルタ波により刺激し硬膜外より銀ボール電極により伝導性誘発電位を記録した。デルタ波刺激は主にC fiber刺激であり、その記録により誘発電位も虚血により一過性振幅増大現象を認め、TOS患者のWright肢位と同様の電位が導出された。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 出沢 明: "脊椎疾患における自律神経活動の研究" 脊椎電気診断学. 14. 169-171 (1993)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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