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痛み刺激による脊髄でのC-fos発現に対する麻酔剤の影響

研究課題

研究課題/領域番号 06771187
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関千葉大学

研究代表者

浅野 秀文  千葉大学, 医学部附属病院, 助手 (80251156)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードフォルマリン テスト / C-fos / 吸入麻酔薬
研究概要

上記課題の研究について以下の各段階を順に検討した。
(1)痛み刺激の方法とその効果
雄SDラットの右後肢足足背に5%ホルマリン50μlを皮下注した。
同部に腫張.発赤を認めるとともに患部を噛む、 るといった同刺激に対する典型的な行動が観察された。
(2)次にこのラットより脊髄を抽出し.腰部膨大部より切片標本を作成し.抗C-fos抗体により免疫染色を行なった。その結果.同部後角細胞の一部にC-fosの発現を確認した。しかしながら.本学解剖学教室千葉教授より、免疫染色は本来定性的はものであり、定量化には適さないとの御指摘を受ける。
(3)その為、より定量性のあるノザンハイブリダイゼーション法を行った。これは.C-fos遺伝子の発現をみるものである。ラットに上述の刺激を与えた後.脊髄の腰部膨大部を摘出、RNAを精成し、型のごとく/ザンハイブリゼーションを行った。これによりC-fos遺伝子の発現の定量が可能となった。
(4)現在ラットを各種の吸入麻酔剤に暴露し.痛み刺激によるC-fos発現に対してどのような影響がみられるか検討中である。さらにC-fosと同様な働きを持つと考えられるにrox-24遺伝子についても同様の検討を加えたいと考えている。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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