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移植腎潅流保存時間の腎組織PKC活性に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 06771254
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 泌尿器科学
研究機関山梨医科大学

研究代表者

深澤 瑞也  山梨医科大学, 医学部, 助手 (80252039)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードPKC / 腎移植 / 潅流保存
研究概要

移植腎に対して潅流時間がどのような影響を及ぼすかを、組織内の各所(腎皮質、髄質内層、外層)にわけ、プロヲイカイネースC(PKC)を測定する事により、検討すべく実験を行った。日本白ウサギを対象に、両腎摘除術を行い、I)片側腎を4℃ Euro Collins液で潅流後すみやかに自家移植を行った。同様にII)片側腎を6時間後に自家移植、III)12時間後に自家移植、IV)24時間後に自家移植を行った。このように作製した白ウサギを各群とも24時間後に屠殺し、腎摘出術を行い、腎皮質、髄質内層、外層にわけhomogenialし超高速遠心機で分離し、細胞分画とに分離した。この各々に分画に対してPKC測定、Bmax、kdを測定した。なお、PKC活性測定にはAmersham社製RPN・77Aを用いて測定を行った。
今年度の実験においては、基本となるべく自家移植の段階でのトラブルが続出した。つまり、腎自家移植後の血流再開困難による腎不全死及び、術後出血による失血死が相次いで起こり、24時間後に腎を摘除し、測定することは残念ながら出来なかった。ただし、自家移植しなかった片側腎に関しては、コントロール群として同様の操作を行う事によりPKC、Bmax、kdは測定出来たが、このデータも各ウサギの間で非常にバラツキが多く、今後の実験継続に際しては、摘除腎の保質などについて更に検討すべき点が多いと考えた。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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