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ヒト精巣内レニン-アンギオテンシン系の存在意義についての分子生物学的検討

研究課題

研究課題/領域番号 06771266
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 泌尿器科学
研究機関大阪大学

研究代表者

近藤 宣幸  大阪大学, 医学部, 助手 (70252682)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードレニン-アンギオテンシン系 / 精巣 / ACE / In situ hybridization / RT-PCR / Angiotensin II
研究概要

これまでヒト精巣中のレニンの局在は免疫組織化学的手法でのみ確認されており、厳密にはそこでの産生を証明してはいなかったので、まずRT-PCR法を用いてヒト精巣でのレニンの産生を証明した。次にヒトおよびマウスにおけるレニンおよびACEの精巣内での局在を、In situ hybridization法(ISH)を用いて証明した。ヒト精巣組織は前立腺癌患者の摘除精巣を用い、プローベとしては[^<35>S]UTPでラベルしたアンチセンスcRNAを用いた。同プローベを用いてpositive controlとしてヒト腎皮質の傍糸球体装置に一致するレニンの陽性シグナルを確認した。次に、ヒト精巣において間質のライディッヒ細胞に一致してレニンのシグナルを確認した。またマウス精巣において精細管内に均一にACEの陽性シグナルを確認した。ヒト精巣内のACEに関してはまだ局在を決定していないが、おそらく精細管内と考えている。レニン-アンギオテンシン系での生理活性物質であるアンギオテンシンII(AII)は、ACEの局在部位で産生された後、移動することが考えられるのでその局在を検討するよりもAIIreceptorの局在決定が重要と考える。現在、精巣組織を精細管と間質に完全に分画化培養することに着手しており、それが可能となればそれぞれの画分ごとに上清中のAIIを測定したり、RT-PCR法を用いてAIIreceptorの発現の有無を調べる予定である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] N.Kondoh: "Detection of aberrations in androgen vecoptor gene by analysis of single-strancled conformation polymorphisms in polymerase chain veaction products(PCR-SSCP)" Uvological Research. (in press).

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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