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顆粒球コロニー形成刺激因子(G-CSF)のインターフェロン療法に対する影響

研究課題

研究課題/領域番号 06771281
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 泌尿器科学
研究機関宮崎医科大学

研究代表者

濱砂 良一  宮崎医科大学, 医学部, 助手 (30189609)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード-
研究概要

マウスにマウスインターフェロン(mIFN)および顆粒球コロニー形成刺激因子(G-CSF)を投与し、その末梢血中の白血球数、白血球分画および脾細胞のNK活性を測定した。
マウスは6週齢、雌のICRマウスを用いた。末梢血はマウス屠殺時に採取し、白血球数および白血球分画を測定した。NK活性はLDH法にて測定した。mIFH-αは3.0×10^6 unit/mouse/dayを腹腔内、mIFN-γは4.0×10^3 unit/mouse/dayを腹腔内、G-CSFは2.5μg/mouse/dayを皮下に5日間連続投与した。投与法により、mIFN-α単独投与群、mIFN-α+G-CSF併用群、mIFN-γ単独投与群、mIFN-γ+G-CSF併用群、G-CSF単独投与群、無処理(コントロール)群に分け検討した。mIFN-αおよびmIFN-γ単独投与群では白血球減少と好中球減少がみられた。G-CSF併用群では白血球増加と好中球増加に転じた。脾細胞のNK活性を測定すると、mIFN-αおよびmIFN-γ単独投与群ではNK活性は上昇した。mIFN-α+G-CSF併用群およびG-CSF単独投与群ではNK活性が低下したが、mIFN-γ+G-CSF併用群ではコントロール群と差はなかった。
しかし、以上の実験に用いたmIFNの量では白血球減少の割合が少ないため、より多量のmIFN投与が必要であると思われた。しかし、mIFNは高価であり、実験を繰り返すことができなかった。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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