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ヒト黄体における黄体化ホルモン受容体mRNAの発現

研究課題

研究課題/領域番号 06771355
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 産婦人科学
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

西森 敬司  和歌山県立医科大学, 医学部, 助手 (40237748)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード黄体 / 黄体化ホルモン受容体 / メッセンジャーRNA
研究概要

「目的」ヒト黄体には 黄体化ホルモン受容体(LH-R)が存在し、黄体の加齢に伴い変化することが知られているが、LH-R mRNAレベルでの検討は未だない。今回、われわれは、ヒト月経黄体および妊娠黄体におけるLH-R mRNAの発現について検討した。
「方法」正常月経周期を有する子宮頚癌患者から手術時に黄体を採取した。また、妊娠黄体は、子宮外妊娠患者から得られた(学内倫理委員会承認済み)。黄体組織より、poly(A)^+ RNAを調製した後、ヒトLH-R cRNA プローブを用いてNorthern blotting(NB)を行った。さらに、黄体組織におけるLH-R mRNAの発現について in situ hybridization(ISH)法を用いて検討した。
「成績」ヒト月経黄体に LH-R mRNAのシグナル(8.0,7.0, 4.5Kb)が認められた。シグナルは黄体期初期、中期に強く、黄体期後期にかけて漸減した。月経周期3日目の退行黄体には、LH-R mRNAのシグナルは認められなかった。また妊娠黄体に明らかに、LH-R mRNA のシグナルを認めた。ISH法にても、黄体細胞にLH-R mRNAの発現を認め、NB解析でみられたLH-R mRNAの変化とほぼ一致した。
「結論」ヒト黄体におけるLH-Rの発現機構には、LH-R mRNAレベルでの調節が関与していることが示唆された。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Keiji Nishimori et.al: "Expression of Luteiniging Hormone and Chorionic Gonadotropin Receptor Messenger Ribonucleic Acid in Human Corpora Lutea during Menstrual Cycle anch pregna" The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism. 80. (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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