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流産マウスを用いた妊娠維持機構に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06771364
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 産婦人科学
研究機関慶応義塾大学

研究代表者

小沢 信晃  慶応義塾大学, 医学部, 助手 (70224219)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード習慣流産 / 流産マウス / サイトカイン / 抗カルジオリピン抗体
研究概要

1.流産及び妊娠モデルマウスにおける流産率の検討
流産マウスとしてCBA/JxDBA/2J、妊娠マウスとしてCBA/JxCBA/J、CBA/JxBALB/Cの組み合わせを用いた。妊娠7〜9週のマウスを交尾後約2週間で開腹し、全体の妊娠数(黄体数)と流産したembryo数より各種流産率を産出したところ、それぞれ33.3%、23.6%、9.1%であった。
2.抗リン脂質抗体の妊娠マウスに及ぼす影響
妊娠マウス(BALB/CxBALB/C)に対して抗カルジオリピン抗体陽性患者より精製分離した免疫グロブリン(IgG)あるいは患者血清を交尾後約1週間で腹腔内投与し、1週間後に開腹し流産率を検討したが、それぞれ約17%、20%と生食や正常血清を投与したコントロール群と有意差は認められなかった。
3.各種サイトカインの妊娠、流産マウスに及ぼす影響
妊娠マウス(BALB/CxBALB/C)に対してIFN-γを交尾後2、4、7日目にそれぞれ腹腔内投与、また流産マウスに(CBA/JxDBA/2J)IL-3、SCF、ヒトMCSFを交尾後1、3、5、7、10日目に連続投与し流産率を検討したが生食を投与したコントロール群と有意差は認められなかった。
2.及び3.に関しては投与時期や投与方法、量などを再検討する。また流産マウスに対して副腎皮質ホルモン、抗ICAM-1抗体、抗IL-2リセプター抗体などの免疫抑制療法を行い、移植分野との比較を今後行う予定である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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