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眼圧制御中枢の局在および神経回路解明に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06771489
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関新潟大学

研究代表者

吉澤 豊久  新潟大学, 医学部附属病院, 助手 (70260544)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード眼圧 / 中枢性制御 / 視床下部 / ネコ / オキシトシン / トレーサー
研究概要

1.眼圧中枢
ネコの間脳、特に視床下部が有力候補であるが、我々の結果では定位脳座標(両側の外耳道を結んだ直線の中央をO点とし、前方をA、後方をP、外側とL、深さをDで表す。)で、A11からA14、L2からL4、D3からD5の位置に存在する視索上核内または近傍にオキシトシシンを50μA、2分間微小イオン泳動的に投与すると、潜時が約3分で眼圧上昇の振幅が約1mmHgの反応が得られた。これより、視索上核は眼圧制御中枢のひとつであると考えられる。
2.眼圧制御神経回路
眼圧上昇反応が得られた部位にトレーサーを注入して、そこから順行性に神経線維を染色して神経回路を同定するために、現在トレーサーを用いて、検討中である。しかし、電極がかなり長く、トレーサー注入にイオン泳動を用いており、また、トレーサーを注入するまでに注入部位同定にかなり時間がかかるなどの理由で、まだ、はっきりした染色結果が得られていないのが現状である。
3.展望
ほぼ眼圧上昇中枢の位置はわかったので、今後はトレーサーを確実に注入し、神経線維を染色する方法について検討していきたい。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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