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網膜光障害防御因子に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06771494
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関浜松医科大学

研究代表者

青沼 秀実  浜松医科大学, 医学部, 助手 (60202488)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1994年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード網膜 / 光障害 / アスコルビン酸 / トコフェロール / セリウム / phagosome
研究概要

1、光照射時の網膜におけるfree radicalの発生についての研究
(方法)9週齢のWister ratをアスコルビン酸(0.5mg/g体重)投与群、酢酸トコフェロール(0.5mg/g体重)投与群、非投与群に分け、各投与群には光照射の24時間前と直前に腹腔内注射を行った。それぞれ3時間と6時間、2500luxの光を照射した後、眼球を摘出し、セリウム塩を含む培養液に20分間浸した後、透過電顕用に固定し観察した。
(結果)free radicalの発生部位にはセリウムが酸化され顆粒状の沈着物が見られるはずであり、網膜色素上皮の基底膜の部位にその沈着が見られたが、3群間に明らかな違いが見られず、今後に課題を残した。
2、光照射時における網膜色素上皮phagosomeの動態
(方法)7週齢のWister ratを酢酸トコフェロール(0.5mg/g体重)を光照射の24時間前と直前に投与(腹腔内注射)した群と非投与群に分け、2500luxの光を1、3、6、12、24、72時間照射した後、眼球摘出し後極部の網膜を対象として固定、トルイジンブルーにて染色して網膜色素上皮中のphagosomeの面積と数を画像解析した。
(結果)以前、アスコルビン酸にて同様の研究を行ったが、その際に見られたような明らかな差異は両群間に見られなかった。トコフェロールは網膜内に豊富に蓄えられているため、2回の腹腔内注射だけでは明らかな違いがでてこないと考え、現在、3週齢のratにトコフェロール欠乏食と添加食を2カ月間与え、同様の検討を行っているところである。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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