• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ヒト眼部腫瘍細胞の糖鎖合成阻害剤を介する癌胎児性抗原産生調節の研究

研究課題

研究課題/領域番号 06771499
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関島根医科大学

研究代表者

児玉 達夫  島根医科大学, 医学部, 講師 (60215283)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1994年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードヒト眼部腫瘍 / 癌胎児性抗原(CEA) / 上皮成長因子受容体(EGF-R) / 上皮性抗原(EA) / 糖鎖合成阻害剤
研究概要

1.ヒト眼部腫瘍組織より、凍結切片を作製し、抗癌胎児性抗原(CEA)モノクローナル抗体、抗上皮成長因子受容体(EGF-R)モノクローナル抗体、抗上皮性抗原(EA)モノクローナル抗体を用い、免疫組織学的に抗原の発現、および癌組織形態との関連性の有無を検討した。
2.今回検索を行った眼部腫瘍に、CEAはほとんど発現されていなかった。上皮性腫瘍に対してはEGF-R、EAの発現がみられた。扁平上皮癌では特にEGF-Rの発現が強くEGF-Rの検索が、上皮性腫瘍の悪性度の指標となる可能性が示唆された。
3.今回、ヒト眼部腫瘍の組織培養は達成できなかったが、既に培養中のヒト胃癌細胞株を用いた実験では、糖鎖合成阻害剤(tunicamycin、monensin)を投与しても、細胞膜表面上のCEAは、発現抑制を受けず、安定していた。細胞膜表面におけるCEAの生理的役割が示唆された。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi