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実験的慢性アレルギー性結膜炎における局所免疫

研究課題

研究課題/領域番号 06771519
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

熊谷 直樹  横浜市立大学, 医学部, 講師 (20234510)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードアレルギー性結膜炎 / 動物モデル / 肥満細胞
研究概要

ヒト正常結膜では肥満細胞は結膜固有層にのみ存在し結膜上皮層にはみられない.一方,アトピー性角結膜炎などのアレネギ-疾患では結膜の肥満細胞数が増加しておりしかも上皮層にもみられた.
卵白アルブミンを用いてマウス実験的アレルギー性結膜炎モデルを作製し、マウス結膜における肥満細胞の局在を検討した.4%パラホルムアルデヒドにて固定後,トルイジンブルー,サフラニンおよびハンセル染色を行った.その結果,瞼結膜,球結膜,円蓋部結膜,輪部結膜に加えて涙腺にも肥満細胞が存在していることが確認された.さらに、免疫組織化学染色によって涙腺組織にもSP線維がみられた.アレルギー性結膜炎で引き起こされる流涙は神経反射によると考えられているが、さらに涙腺自体もアレルギー反応に関与している可能性を示唆すると考える.一方,アルシアンブルー染色では固有層,上皮層ともに肥満細胞の染色像はみられなかった.このことより、結膜、涙腺に存在する肥満細胞は粘膜型ではなく結合組織型の肥満細胞と推察された.

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 熊谷直樹・大野重昭: "アレルギー性疾患の病態・診断・治療・アレルギー性結膜炎" 最新医学. 49. 621-633 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] Kumagai N.Ohno.S: "Kawasaki diseare in Ocular Infection and Immunity" Mosby-Yearbook(in press), (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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