• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

粘膜免疫誘導エピトープのマッピング

研究課題

研究課題/領域番号 06771583
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 形態系基礎歯科学
研究機関大阪大学

研究代表者

高橋 一郎  大阪大学, 歯学部, 助手 (20206791)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード免疫 / 経口ワクチン / 感染免疫
研究概要

本年度は腸管感染症の病原因子であり,またアジュバント活性をもつ毒素原性大腸菌の易熱性毒素によって誘導される粘膜免疫を以下の観点から分析した.
まず易熱性毒素の粘膜免疫誘導エピトープを明らかにするため,易熱性毒素のBサブユニットをカバーする部分ペプチドを化学合成し,これと易熱性毒素を経口的に投与したマウスから分離した腸管分泌物中の易熱性毒素特異的分泌型IgAとの反応性を調べた.その結果,易熱性毒素Bサブユニットの中央ややアミノ末寄りの部分ペプチドが易熱性毒素特異的分泌型IgAと反応することがわかった.また同ペプチトには,IL-5やIFN-gammaを産生するT細胞抗原決定基も含まれることが明らかになった.以上の結果より,易熱性毒素Bサブユニットの中央ややアミノ末寄りの部分ペプチドは毒素原性大腸菌のコンポーネントワクチンとしての可能性が示唆された.

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Takahashi I.,et al.: "Mucosal T Cells Induce System Anergy For Oral Toierance." Biochem Biophys.Res.Commun.206. 414-420 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi