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細菌検査を応用した新しいメインテナンス療法

研究課題

研究課題/領域番号 06771749
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 保存治療系歯学
研究機関昭和大学

研究代表者

櫻井 千里  昭和大学, 歯学部, 助手 (00235219)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードメインテナンス / 細菌検査 / 歯周治療
研究概要

チェア-サイドで迅速かつ簡便に細菌検査が行えるペリオチェック^<【.encircledR.】>(サンスター、大阪)を応用したメインテナンスを実施するため、予備実験として初期治療後の短期的予後判定にペリオチェックを応用する実験を行った。
初診の患者に対し、0週に臨床診査ならびに細菌検査を行った後、スケーリングルートプレーニングを行った。さらに1週、4週に臨床診査ならびに細菌検査を行いペリオチェック陽性群と、ペリオチェック陰性群に分け、両群の予後について比較検討した。
初診時において21歯中20歯においてペリオチェック判定は陽性を示した。1週のペリオチェック判定は陰性を示したものが18部位、陽性を示したものが3部位であった。
またペリオチェック陽性群、陰性群の0週〜4週の臨床変化をみると、ペリオチェック陰性群のポケットデプスが0週には5.2mmであったが4週には3.1mmに改善し、アタッチメントレベルは5.4mmから4.1mmに改善したのに対して、ペリオチェック陽性群のポケットデプスは0週では6.3mmであったが4週には5.7mmであり、アタッチメントレベルは4.3mmより4.7mmへ変化し、改善が認められなかった。このことより、スケーリングルートプレーニング後1週という早期にペリオチェックを用いることでその予後を予測しうることが示された。そこで長期に応用した場合のペリオチェックの有用性を検討するため、メインテナンスに応用し、現在は分析中である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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