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ウシ象牙芽細胞の分化と石灰化に影響する因子

研究課題

研究課題/領域番号 06771768
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 保存治療系歯学
研究機関神奈川歯科大学

研究代表者

里吉 正徳  神奈川歯科大学, 歯学部, 助手 (90257303)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード象牙芽細胞 / 細胞培養 / マトリゲル / フォスフォリン
研究概要

培養開始後約1〜2週間で1本の突起を有する細胞が数多く見いだされた。さらに20日前後にアルカリフォスファターゼ活性が上昇し、その後下降傾向を示し、それに伴いオステオカルシン産生量と基質中へのミネラルの蓄積が上昇した。一方、顕微鏡観察において4〜6週後には鳥カゴ状のコロニーの形成が観察された。さらに8〜9週迄には石灰化されたノジュール形成が確認された。この石灰化物を細断し、2.5%ギ酸中で24時間、脱灰可溶化した後、抽出された蛋白を透析、凍結乾燥した。この中に含まれるリン酸化物は陰イオン交換HPLCおよびSDS-PAGEで分析した結果、リン酸化されたフォスフォフォリンと考えられた。また培養条件下におけるこの細胞の細胞外カゼインキナーゼ活性ならびに細胞外5'ヌクレオチターゼ活性は、骨芽細胞と比較して明らかな高値を示した。細胞外での基質のリン酸化な培養後期(石灰化期)に亢進していた。現在、上記の培養系を用いて細胞外基質リン酸化と石灰化との間に因果関係がみられるか否かを検討中である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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