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眼球運動測定を応用した下顎前突症術後理想的顔貌に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06771973
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関愛知学院大学

研究代表者

金子 道生  愛知学院大学, 歯学部口腔外科学第1講座, 助手 (20261026)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード顎変形症 / 眼球運動 / 予想顔貌 / 心理学的研究
研究概要

健常者およぴ術前術後の下顎前突症患者に対し呈示し、眼球運動を測定する為の資料とする下顎前突症患者の術前写真のデータベース化をするため、光磁気DISKを購入し記録しつつある。理想的術後顔貌を求めるために数種類の術後予想顔貌を画像操作により作成する必要があるが、従前の保有機器(Macintosh)では画像作成に時間を多大に要すため、Macintoshコンピューターの高速化を図り、Power Macintoshへのアップグレードロジックボードを購入した。
現在の所得られた健常人の眼球運動計測では、下顎前突症患者術前顔貌写真では、オトガイ部に視点が集中、静止する傾向にあり、正常領域に近似した予想顔貌写真では、眼部次いでオトガイ部に視点が集中、静止する傾向にある、また、下顎を過度に後退させた予想顔貌写真では、眼部のみに視点が集中する傾向があり、過度の下顎後退術は、上顔面のみにしか個性が保たれない事を意味すると思われる。
一方、下顎前突症患者本人より得られた眼球運動計測の結果では、健常人のデータに比べ、どの写真においても、視点がオトガイ部に集中、制止する度合いが強く、健常人から見る正常顔貌と、患者側から見る理想的な術後顔貌の間には、差がある事が予想されている。
現在の所、その理想顔貌を求めるべく資料の採集中であるが、結論を出すための絶対数、特に患者の眼球運動資料が未だ不足しており、学会報告にまでは至っていない。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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