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放射性同位元素を用いない悪性腫瘍のプロテアーゼ活性の測定

研究課題

研究課題/領域番号 06771984
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児・社会系歯学
研究機関北海道大学

研究代表者

今井 徹  北海道大学, 歯学部, 助手 (40160030)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードV型コラーゲン / コラゲナーゼ / MMP
研究概要

1.人唾液腺眼細胞株の培養、培養上清の採取およびその濃縮。2.MicroplateのアビジンコートおよびBSAによるブロッキング。3.Biotin-NHSによるV型コラーゲンのピチオン化。
4.コラゲナーゼ活性の測定・・・1。
(1)アビジンコートしたMicroplateにビオチン化したV型コラーゲンを添加し、incubate後に各wellを洗浄。(2)Microplateに濃縮した培養上清サンプルを添加し、決められたTime courseに従ってincubateする。(3)Incubateした培養上清を別のアビジンコートしたMicroplateに移し、アビジン-ペルオキシダーゼを添加しincubateする。(4)各wellをPBSで洗浄後、基質として4-クロロ-1-ナフトールを添加しIncubate後に、Microplate readerで及光度を測定。
上記計画に従って研究を進めた結果、及光度に一定の規則性を欠いたため、以下の計画に従って培養上清のコラゲナーゼ活性を測定。
5.コラゲナーゼ活性の測定・・・2。
(1)V型コラーゲンに濃縮した培養上清サンプルを添加、決められたTime courseに従ってincubateした後にProtease inhibitorよって反応を停止し、サンプルを還元条件下で電気泳動する。
(2)ニトロセルロース膜に転写しBSAでBlocking後に、免疫学的な手段を用いて発色。
その結果、Time courseの短いケースに切断されたV型コラーゲンの断片が出現し、培養上清中にV型コラゲナーゼ活性の存在することが確認された。現在は、当初の計画通りMicroplateを用いて少量のコラーゲン基質で高感度にコラゲナーゼ活性を測定できるよう、コラーゲンのビオチン化、Time-course等を研究中である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2018-02-02  

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