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神経成長因子によるカルシウムチャンネル発現調節の解析

研究課題

研究課題/領域番号 06772146
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 生物系薬学
研究機関共立薬科大学

研究代表者

鈴木 岳之  共立薬科大学, 薬学部, 助教授 (90187740)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1994年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードAcetylcholine / Calcium / ChAT / Cyclic AMP / Nerve growth factor / Septal cell
研究概要

本研究においてはコリン作動性神経を豊富に含むラット胎児中隔野初代培養神経系におけるカルシウム反応性に対する神経成長因子(NGF)の作用を検討した。NGFおよび細胞分化促進因子であるジブチリルサイクリックAMP(dbcAMP)はいずれも培養中隔野細胞のアセチルコリン(ACh)合成酵素活性、自発的ACh遊離量およびACh含量を有意に増加させた。これらの物質は総タンパク量には影響を与えなかった。一方、この培養細胞に高カリウム脱分極刺激を与えた場合、未処理細胞およびdbcAMP処理細胞では有意なACh遊離の上昇はみられなかったが、NGF処理細胞では細胞外カルシウム依存性のACh遊離の上昇が見られた。一方、カルシウムイオノフォアにより細胞内カルシウム濃度を上昇させた場合には全ての細胞群でACh遊離がみられた。以上の結果よりNGFはコリン作動性神経において興奮-分泌連関のカルシウム流入の過程の発現にも影響していることが示唆された。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Takeshi Suzuki et al.: "Nerve growth factor induces high-potassium-evoked calcium-dependent acetylcholine release in cultured embryonic rat septal cells" Brain Research. 665. 311-314 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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