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家族を含めた慢性腎疾患患児の退院指導プログラムについての研究

研究課題

研究課題/領域番号 06772231
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 看護学
研究機関千葉大学

研究代表者

中島 光惠  千葉大学, 看護学部, 助手 (50241980)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード慣性腎疾患 / 小児 / ストレス / 退院指導
研究概要

・退院直前の慢性腎疾患患児と、その母親14組を対象に、療養行動に関する気持と知識、退院後の生活や療養行動に関する気持について、平成5年度末にデータ収集を行ったものに関して、詳細な検討を加えた。データ収集を行った国立療養所千葉東病院の看護婦と共に、事例の検討を加え、現在行われている退院指導プログラムの内、特に食事指導に関して困難を感じているにもかかわらず、解決をみないまま退院したケース、親子で病識が極端に異なり、退院後の療養生活の影響が心配されるケース等を抽出する事ができた。これらのケースに関しては平成6年度内に追跡調査を行い現在検討中である。
・退院後のストレスマネージメントに関しては、過去18カ月以内に入院経験がある慢性腎疾患患児とその家族に対して、退院後の生活においてストレスと感じた事とその対処方法に関して調査を行い、データ整理を行っている。これらのデータに関する検討は、患児の入院時の記録や退院指導の内容やそれに対する患児と家族の反応も含めて、病棟の看護スタッフと共に進めてゆく予定である。
これらの調査と並行して、平成6年度12月末に退院した患児の退院指導プログラム及びその評価に関する事例検討を行っている。このケースは退院が決定した時点より退院後の療法生活に関する不安が強く、特に退院指導を計画的に行う必要性があった。この患児と母親に関しては退院時に平成5年度末に行った調査で使用した質問紙によるデータ収集を行い、それを基礎データとし、病棟看護婦が退院後も、患児の外来通院日に面接などの機会を持って、退院後の生活の不安に関する相談や、アドバイスを行っている。この事例に関する退院指導プログラムの評価や、退院直前の質問項目の妥当性は今後検討を重ねる予定である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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