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「出稼ぎ」外国人女性の妊娠・出産及び出産児における母子保健上の問題と援助について

研究課題

研究課題/領域番号 06772245
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 看護学
研究機関東京女子医科大学看護短期大学

研究代表者

李 節子  東京女子医科大学看護短期大学, 講師 (30259072)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1994年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
研究概要

1.個別事例研究
横浜市在住の、出稼ぎ外国人労働者の児童及び妊産婦との関わり通して、その援助・支援のあり方、サポート体制を検討・構築していった。
対象の国籍は、フイリピン13組、タイ1組、韓国1組で、合計15組の家族を受け持ち、主に家庭訪問をとおして援助を行った。
原則として、毎月1回の家庭訪問を行い、その際に、妊婦検診、児の身長、体重測定、育児相談を行なった。ケースの中に、発達障害がみられる児がいたため、専門家、小児科医師、地区担当の保健婦に援助を依頼し、家庭訪問の同伴を実施した。
又、各月に会合(勉強会)を持ち、参加者のそれぞれが抱える問題を出し合い、仲間作りの援助を行った。内容は、家族計画、母乳栄養指導、離乳食の作り方、予防接種についてなどである。
ケースとの連絡網を確立し、健康上の問題が生じた場合の援助体制を作った。事実、ケースのなかに新生児の肺炎が見つかり、救急医療施設への入院をサポートした。
2.民間医療機関での調査研究
個別事例ケース在住地域の民間医療機関で、毎月1回、診療の補助を行いながら、出稼ぎ外国人労働者の受診状況を調査した。又、医療機関が行っている定期的な健康診断にも参加し、外国人医療体制について調査を行った。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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