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筋肥大に伴う核酸レベルおよびmRNAの転写活性における動態解析

研究課題

研究課題/領域番号 06780063
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関上越教育大学

研究代表者

直原 幹  上越教育大学, 学校教育学部, 講師 (70187582)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード骨格筋 / 腓腹筋 / ヒラメ筋 / ラット / タンパク質
研究概要

肥大筋および萎縮筋におけるタンパク質合成能と骨格筋の可塑性との関係を明らかにするため、その手始めとして、グルココルチコイドホルモンによる萎縮の影響について検討した。SD系雄性ラット(7週齢)を用い、デキサメタゾン(:Dexm)皮下投与による骨格筋重量、タンパク質量および内臓重量等の経日的変化についてしらべたところ、以下のような知見を得た。
1.体重は、Dexmの投与量および投与期間に依存して低下した。
2.速筋線維の割合が高い筋(GAS.PLA.EDL)の重量は、Dexmの投与量に依存して低値を示した。
しかし、遅筋線維の割合が高い筋(SOL)の重量にはDexmの影響が認められなかった。
3.いずれかの筋でも全筋および筋画分((1)筋細胞質画分、(2)筋収縮タンパク質画分、(3)筋構造間質画分)中のタンパク質濃度は、Dexmの影響がみられず、ほぼ一定であった。
4.GAS,PLAおよびEDLの全筋タンパク質量は、Dexm投与によって有意に低下した。
5.内臓の重量に対するDexm投与の影響は、臓器により異なった。副腎、胸腺および脾臓はDexm投与量に依存して低値を示し、肝臓、心臓および腎臓のそれは高値を示した。
6.上記の方法で得られた筋のDNA、RNAおよびmRNA(αアクチンおよびチトクロームC)濃度の定量については、各臓器の生理機能を検討した後の課題とし、今回は実験計画から除外した。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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