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スポーツ指導における空間予測と時間予測の優位性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06780070
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関愛知教育大学

研究代表者

筒井 清次郎  愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (00175465)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード空間予測 / 時間予測
研究概要

本研究の目的は、スポーツ指導において、空間的予測と時間的予測のいづれを優先的に学習させるべきかを明らかにすることである。
実験課題は、テニスのフォアハンドストロークとした。
被験者は、硬式テニス未経験の大学生女子20名(2群×10名)とした。
手続きとして、空間的予測を優先させる群には、ラケットを持っていない手のバックハンドで、ボールをキャッチさせる練習を行わせた。一つのコースのキャツチが安定してくると、コースを少しずつ変えて、同様の練習を行った。時間的予測を優先させる群には、被験者のほぼ正面に向かってくるボールに対し、フォアスイングして、自分の身体の前方でヒットさせることを練習した。一定のスピードボールに対し安定してヒットしてくると、ボールのスピードを少しずつ変えて、同様の練習を行った。いづれも、30分×3日の練習を行い、4日目に、50球の多様な、スピードとコースのボールに対するテニスを行った。
実験結果は、2方向からのカメラの撮影を時間が同期するように制御しながら行った。したがって、3次元の解析が可能である。
残された問題は、結果の処理である。打ち返したボールの落下地点や、打球速度といったパフォーマンスで評価していくのが、従来の方法であるが、その方法ではスポーツ指導への応用という点での限界を感じる。そこで、打球時において、同様のスピードと高さをもつ試行を選び、足先と打球点の位置関係、打球時のラケットの角度や、スイングの軌跡の安定といった観点からの分析が必要と考えられる。現在、ビデオの動作分析中である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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