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中学生スポーツ選手における心理的ストレス反応とソーシャル・サポートとの関連

研究課題

研究課題/領域番号 06780116
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関仁愛女子短期大学

研究代表者

野田 政弘  仁愛女子短期大学, 幼児教育学科, 助教授 (90180752)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードストレス / ソーシャル・サポート / 運動クラブ
研究概要

本年度は、中学生のスポーツ選手を対象に、近年ストレス緩衝要因の影響が重要視される中でのソーシャル・サポート(社会的支援)の果たす役割について検討することを研究の主な目的とした。標本は、福井県内の中学校の運動クラブに所属する生徒96名(男子56名、女子40名)であった。ソーシャル・サポート尺度の測定には、久田・千田・箕口(1989)によって作成された学生用ソーシャル・サポート尺度(The Scale of Expectancy for Social Support:SESS)の中学生版16項目を一部スポーツ選手用に語句を修正したものを用い、5つのサポート源(父、母、兄弟、学校の先生、それ以外の友人・知人)に対して4段階で評定を求めた。また、ストレス反応尺度の測定には、岡安・嶋田・坂野(1992)によって作成された中学生用ストレス反応尺度46項目を用い、4段階で評定を求めた。ソーシャル・サポートのサポート源別得点は、「母」、「友人」が最も高得点を示し、次いで「先生」、「父」、「兄弟」の順であった。また、1年と3年の「先生」を除いて、女子が男子よりも高得点を示しており、「友人」ではその差が顕著であった。これは前述した岡安らの一般中学生を対象とした研究結果とほぼ一致するもので、女子のサポート期待が高いことが明らかにされた。ストレス反応尺度では「不機嫌」で男子が女子よりも、また、「無力感」では女子が男子よりも高得点を示したが、「抑うつ」、「身体的反応」では一致した結果はみられなかった。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 野田政弘: "中学生のストレス反応とソーシャル・サポートの関連" 仁愛女子短期大学紀要. 27(発表予定). (1996)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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