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教師の発問系列と子どもの応答系列のコミュニケーション対応関係の簡易記録法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 06780160
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関東京学芸大学

研究代表者

青木 和彦  東京学芸大学, 教育学部, 助手 (50242235)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード授業研究 / 授業分析 / コミュニケーション過程 / カテゴリー分析
研究概要

1.授業の構造モデルの設定:授業のコミュニケーション・モデルをもとに、概念的モデル、意思決定過程としてのモデル、等からの知見にふまえ、教師と学習者のコミュニケーションの対応関係を明確にした授業の構造モデルの枠組みを構築した。キ-となる場面での教師の意思決定について、その決定を行う際の教師の認知構造および教師の技術、扱える情報等の要素をとりいれ、それによる意思決定の系列を同定した。
2.授業過程においてキ-となる行動の抽出
授業過程において、教師と学習者のコミュニケーションを成立させる(あるいは成立させない)行動を、教師および学習者の行動の中から抽出した。
(1)教師及び学習者の行動のカテゴリー化:教師および学習者の行動(言語、非言語の両者)を、それぞれカテゴリーに分類し、サブシステムを構成した。教師の行動は、学習者に影響を与え、また学習者によって影響を与えられるものであるが、意識的・意図的に授業を進めていく主体としての教師を前提として、教師の行動についてのカテゴリー体系の構築を試みた。
(2)教師および学習者の行動の相互作用の類型化:いくつかの授業の展開をもとに、教師の行動と学習者の行動との対応関係および特徴的なカテゴリー系列を、特定の教師の行動に焦点をあて、部分系列として抽出した。さらに、抽出した系列を授業ごとに特徴づけるため、その部分系列をいくつかのパターンに分類した。
(3)抽出パターンの特性分析:抽出した部分系列が、授業展開の中で出現する状況を、頻度、時系列の中での位置づけ、他の部分系列との関連などから、その特性について検討した。また、抽出されたパターンを特徴づけ、他の授業の中で利用できるよう、キーワードの付与を試みた。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 青木和彦: "授業過程における教師と子どものコミュニケーション対応関係の記述に関する一考察" 東京学芸大学紀要第1部門. 46. 269-276 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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