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三角関数のグラフ概念を視覚的に獲得する探究活動活動支援システムの開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 06780178
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関金沢工業高等専門学校

研究代表者

佐伯 昭彦  金沢工業高等専門学校, 一般科目, 講師 (60167418)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード三角関数 / 数学教育 / 探究 / コンピュータ / グラフ電卓 / 教育工学
研究概要

本研究の目的は、三角関数のグラフ概念を視覚的に獲得する探究活動支援システムを開発することである。つまり、学習者が自由にシステムを探究することにより、三角関数のグラフのメカニズムを視覚的に発見し、さらに、この視覚的イメージを公式や定理による数学的理解に結び付ける支援を行うことが本システムの開発目的である。今年度は以下の項目の開発研究を行った。
1.周期的現象の実験映像の観察機能
(1)教材研究:学習者が三角関数のグラフ概念を学習する動機づけとなる実世界の周期的現象を調査した。
(2)映像作成及び編集:教材研究で調査した周期的現象を実際に携帯型のビデオ機材で収録し、さらにその映像をMacintosh上で編集した。
2.TriGraphによるグラフの視覚的探究機能
平成5年度開発したTriGraphを新たに探究活動支援システム上で実行できるように改良を行った。
3.TriGraphのグラフ電卓への適用
TriGraphで表していた三角関数のグラフのメカニズムをグラフ電卓上で実現できるようにした。これにより、コンピュータ環境のない一般教室においても、三角関数のグラフ概念を視覚的に探究する授業が行えるようになった。
4.実験授業の設計と実施
上記で開発した教材を用いた実験授業を設計し、金沢工業高等専門学校一年を対象に実験授業を実施した。授業は一斉授業形式で、教師は提示用にTriGraphとグラフ電卓を使用し、生徒は探究の道具としてグラフ電卓を使用した。現在その授業の評価を行っている。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 佐伯昭彦: "三角関数のグラフ概念を視覚的に獲得する教材の開発" 日本科学教育学会 第18回年会. 18. 163-164 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 佐伯昭彦: "三角関数のグラフ概念を視覚的に獲得する教材の開発" 日本科学教育学会 研究会研究報告. 9. 39-44 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 佐伯昭彦: "三角関数のグラフにおける線形変換概念を理解する教材開発" 日本科学教育学会 研究会研究報告. (平成7年3月発表予定). (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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