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潜在構造モデルにおける多段階推定法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06780216
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 統計科学
研究機関九州大学

研究代表者

岡崎 威生  九州大学, 理学部, 助手 (90213925)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード潜在構造モデル / クラスター分析 / Alphabet Indexing
研究概要

本年度は,文字列データからの知識獲得問題において,そこで用いられる符号化の手法に対して潜在構造モデルを導入したアルゴリズムについて研究を行なった.実証研究としてこのアルゴリズムをBONSAIシステムに実装し、さらにシステムの並列化を実現した.
・アミノ酸塩基配列等の文字列データから知識を抽出するために,特定の機能を有する部位かそうでないかによる正の例・負の例からなるサンプルデータを対象に出現する文字パターンに着目して,新たに入力された文字例がPositiveかNegativeかを判定する決定木を構成した.この時,入力される文字そのものを扱わず,より少数のグループに符号化する手法がAlphabet Indexingである.このindexingを求めるための計算量はNP-completeなので,文字の出現頻度に着目したクラスター分析を適用し,疑似的なAlphabet Indexingを実現する手法を構築した.
この手法を知識獲得のための機械発見システムBONSAIにおいて実現した.BONSAIシステムは,正の例・負の例のサンプルデータを入力として,文字パターンの正規表現上の決定木とAlphabet Indexingを出力する.しかし潜在したデータを入力したときに,single BONSAIでは適当な仮説を高精度で発見することが難しい.このBONSAIを並列化し,入力データを分割してそれぞれのBONSAIで仮説を発見させ,生成された決定木で説明できなかったデータを別のBONSAIと交換することで,複数の異なる仮説を発見することを可能とした.

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] H.Nakakuni,T.Okazaki & S.Miyano: "Alphabet indexing by Cluster Analysis" Genome Informatics V. 176-177 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] T.Shoudai 他: "BONSAI Garden:Parallel Machine Discovery System for Sequences" Genome Informatics V. 228-229 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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