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組合せ論的計算量の理論-特に下界の証明と最適アルゴリズムの-意性の問題

研究課題

研究課題/領域番号 06780246
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 計算機科学
研究機関電気通信大学

研究代表者

垂井 淳  電気通信大学, 電気通信学部, 講師 (00260539)

研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード計算量 / ブール関数 / マージ / 比較器回路 / ACC
研究概要

本研究では、いくつかの組合せ論的計算モデルについて、計算能力の解析と“自然な"計算問題を解くのに必要な計算資源の量の分析を行なった。以下では、今年度論文としてまとめるに至ったものについてより詳しく述べる。
1.constant-depth polynomial-sizeの組合せ論理回路によって定義される計算量のクラスACCについて、以前よりRichard Beigel(Yale大学)と共同研究を行なっていたが、今年度 この結果をJ.of Comp.Complexityに発表した。この論文では、クラスACCに属する任意のブール関数は、深さ2のある形の回路で計算可能であること等が示されている。
2.整列されている2つのリストをcomparator(比較器)によって併合するmergng networkに必要なcomparatorの数について、Batcherのodd-even mergeに基づくものが、漸近的に最適であるという結果を含む論文のjournal versionを今年度まとめた。これは、以前よりの共同研究を発展させたもので、論文は現在審査中である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Richard Beigel&Jun Tarui: "On ACC" Journal of Computational Complexity. 4. 350-366 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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