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三角型モデルニューラルネットワークシステムのハードウェア開発とその応用

研究課題

研究課題/領域番号 06780277
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 計算機科学
研究機関宮崎大学

研究代表者

唐 政  宮崎大学, 工学部, 助教授 (90227299)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードニューラルネットワーク / ハードウェアシステム / 人工知能 / 学習 / 連想 / 推論 / ファジィ推論
研究概要

1.三角型神経回路の固有な同時並列的作用するようなシステムの計算原理を理論的解析を行うため、本研究はホップフィールネットワークのように、エネルギー関数を導入し、更にそのエネルギー関数を標準的に変換し、より簡潔なエネルギー関数を用いて三角型神経回路のエネルギー関数の解析により、三角型神経回路はそのエネルギー関数が入力値に関わらず必ずn次元超立方体の頂点へ収束していくことが確かめられた。
2.三角型ニューラルネットワークシステム設計用ソフトウェアは専用の16ビットCPU基板を用いて設計用ソフトウェアを開発した。そのソフトウェアを三角型神経回路に適用し、その有効性が確認された。
3.三角型ニューラルネットワークをハードウェア化するために、回路設計を行い、そのシミュレーションを行った。更に、パイプラー集積回路を用いて、三角型ニューラルネットワークを作製した。本ハードウェアシステムは従来のものより効率がよく、安価で高速な処理を行うことを実証した。
4.両眼立体視やファジィ推論といった高度人工知能システム工学的な実現のためのモデルを提案し、ソフトウェアでシミュレーションし、その結果からその種のモデルの工学的な実現可能性を示した。
5.以上の研究成果を国際学術会議(論文4篇)、雑誌(論文5篇)にまとめ、公表した。なお、これらの論文には科学研究費補助金を受けていることを明示してある。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] Z. TANG: "Investigation and analysis of hysteresis in Hopfield and T-Model neural networks" IEICE Trans.on Fundamentals,. E77-A. 1970-1976 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] Z. TANG: "Design and implementations of a learning T-Model neural network" IEICE Trans.on Fundamentals. E78-A. 259-263 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] Z. TANG: "A learning fuzzy network and its applications to inverted pendulum System" IEICE Trans.on Fundamentals. (採録済). (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 唐 政: "増強学習に基づく適応性を持つULRファジィコントローラ" 電子情報通信学会論文誌A. (採録済). (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] Z. TANG: "An adaptive Fuzzy network and its applications" IEEE Trans.on Systems,Man and Cybernetics. (条件付き採録). (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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