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プロセスプログラミングシステムOPMの実現

研究課題

研究課題/領域番号 06780285
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 計算機科学
研究機関日本大学

研究代表者

杉山 安洋  日本大学, 工学部, 助教授 (70246841)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード計算機科学 / 計算機ソフトウェア / ソフトウェア工学 / ソフトウェアプロセス / プロセスプログラミング / ソフトウェア開発環境 / プログラミング言語
研究概要

プロセスプログラミングシステムOPMは、従来はソフトウェア開発のエキスパートだけが持っていたソフトウェア開発工程に関する知恵や知識を、プログラミング言語というコンピュータが直接理解、実行できる形式で記述することにより、ソフトウェア開発の初心者でも、エキスパートの知識を理解したコンピュータの助けを借りて、ソフトウェア開発作業が容易かつ正確に行えるソフトウェア開発環境の実現を目的としたシステムである。
本研究では、当補助金により購入したワークステーション上でOPMの試作を行った。申請時の計画通り、1年という研究期間を考慮し、プロセスプログラムを実行するプロセスエンジンの開発を本研究の主眼とした。OPMにおいては、多種多様なソフトウェアプロセスを十把ひとからげに実行する機能を持つ汎用的プロセスエンジンを開発するのではなく、それぞれのプロセスの実行に適した開発環境をプロセスごとに生成する機能をプロセスエンジンに持たせるというアプローチを考案し採用した。OPMは、それぞれのプロセスの実行に最も適した開発環境をプロセスの記述から生成するメタ環境である。
プロセスエンジンの開発にあたっては、最小機能を持つプロセスエンジンをまず開発し、これを用いて開発済みの機能の確認や不具合の修正を行いながら、次の機能を開発するという方法をとった。これにより、プロセスエンジンの開発と評価を平行して行うことができ、プロセス実行の効率、正確さ、安全性を向上するというプロセスエンジンの設計時に想定した効果の確認が得られた。今後は、さらにプロセスエンジンを使用しながらプロセスエンジン以外の機能を実現し、OPMシステム全体を開発していく予定である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 杉山安洋: "プロセスプログラムによる環境の記述" ソフトウェアプロセスシンポジウム論文集. 11-20 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Sugiyama: "Producing and Managing Software Objects in the Process Programming Environment OPM" Proceedings of the Asian Pacific Software Engineering Conference. 268-277 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Sugiyama: "Object Make:A Tool for Building Software Systems from Existing Software Components" Proceeding of the ACM Symposium on Software Reusability. (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Sugiyama: "Modeling Software Build Processes in a Process Programming Language with Derivation" Proceeding of the 5th Software Configuration Management Workshop. (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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