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コンパイルに基づくサーカムスクリプションの高速な定理証明手法

研究課題

研究課題/領域番号 06780304
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 知能情報学
研究機関山梨大学

研究代表者

岩沼 宏治  山梨大学, 工学部, 助教授 (30176557)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードサーカムスクリプション / 極小限定 / 推論 / 定理証明 / コンパイル
研究概要

本研究では、不完全情報の常識推論手法を実用化を目的として、サーカムスクリプションの高速推論手法について研究を行なった。より具体的にはサーカムスクリプションのPrologプログラムへの変換、更に機械語プログラムへ変換するコンパイラについて研究を行なった。コンパイルによって、サーカムスクリプションを機械語プログラムとして実現でき、証明計算の高速化が達成された。個別研究項目は以下の通りである。
1.Prologコードへのコンパイル原理とコンパイル・アルゴリズムの確立:生成したPrologコードの推論の相対的完全化が難しい課題であったが、キューを明示的に利用してfairな計算を実現し、解決した。キュー操作のための制御コードを考察・開発し、コンパイル・アルゴリズムを開発した。
2.最適化手法の確立:Prolog言語ソースレベルでの最適化法として、インライン展開法を考察した。性能評価実験により、かなりの効果が確認された。
3.コンパイラの実装とそれを用いた高速化の実証:与えられたサーカムスクリプションをPrologプログラムへ変換するコンパイラの実装を行なった。性能評価実験の結果、既存の手法より10倍程度高速であることが確認された。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] K.Iwanuma: "Conservative Query Normalization on Parallel Circumscription" Lecture Notes in Artificial Intelligence. 814. 296-310 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] K.Oota: "一階理論に対する単一名公理の計算法" 日本ソフトウェア科学会論文誌:コンピュータソフトウェア. (採録決定).

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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