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カード操作ツールを用いた文書作成支援とその教育法

研究課題

研究課題/領域番号 06780352
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 情報システム学(含情報図書館学)
研究機関豊橋技術科学大学

研究代表者

河合 和久  豊橋技術科学大学, 工学部, 助教授 (10186041)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード文書作成 / カード / ハイパーテキスト / 計算機支援
研究概要

文書作成のための計算機支援環境、特に文書作成の「上流」工程にあたる主題の選定や材料集め、構成づくりといった作業を支援する計算機環境の実現を行なった。
1 まず、文書作成時の主題の選定、並びに、材料集め作業の支援に必須の「カード探索」機能を付加した。
カード操作ツールは、広い机を計算機上にシミュレートしている。したがって、計算機画面上には、机上に広げられた多くのカードの一部しか表示できない。こうした状況で、見たいカードをすぐ探し出せるような「カード探索」機能を不可欠である。
2 いわゆる「ハイパー・テキスト」型の連結情報をもった「カード・文書交換」機能を付加した。
これは、単にカード上のテキストを文書作成用エディタにそのまま複写するだけの機能ではなく、複写するとともに、複写されたテキスト間を関係付けておくものである。これにより、例えば、その一方が後に修正されたとき、地方も自動的に修正されているというような処理が実現できる。
3 文書の構成づくりの支援ツールとして、「構成表エディタ」を開発した。
構成表とは、多くのカードに散在している情報を、一つの文書にまとめる際の「構成」を検討するための図解である。構成表エディタの実現においては、特に既存ツールとの整合性に留意し、統合環境としての使い勝手(ユーザ・インタフェイス)の良さを保持するよう留意した。
4 文書作成に欠かせない「校正」作業を行なうための支援機能を設計、実現した。
ここで、「校正」作業とは、一般に印刷段階で行なわれる誤植などを訂正する作業ではなく、執筆者自身が、文章をよりよくするために、「読みかえす」作業や、文書作成技術教育における指導者による「添削」作業をさす。例えば、ワープロで作成した文書を印刷し、赤エンピツをもって、修正していく作業である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 河合和久: "カード操作ツールを用いたlnternetアクセス" 計測自動制御学会・システム工学部会研究会. 95PG0001. 85-92 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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